こんにちは、90年です。
macOS「Catalina」で追加された新機能「Sidecar(サイドカー)」を使いたいけど
接続できない!
という方のためのチェックリストを紹介します。
iPadをMacと接続して、サブディスプレイとして使えるようになる機能
この記事は接続できない時の対処法なので、接続方法が知りたい場合はこちらを確認してみてくださいね。

目次
MacOS Catalina 対応モデルであること
まずは、MacとiPadがそれぞれmacOS Catalina 対応モデルであることを確認してください。
対応モデルの一覧と確認方法を紹介します。
Mac Catalina 対応モデル
・MacBook Pro(2016年以降 発売モデル)
・MacBook(2016年以降 発売モデル)
・MacBook Air(2018年以降 発売モデル)
・iMac(2017年以降 発売モデル)
・iMac(Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
・iMac Pro
・Mac mini(2018年以降 発売モデル)
・Mac Pro(2019年以降 発売モデル)
Macのモデル確認方法
所持しているMacのモデル確認方法は以下の通りです。


ipad Catalina 対応モデル
・iPadOS 13 に対応した iPad
・iPad Pro (全モデル)
・iPad (第6世代) 以降
・iPad mini (第5世代)
・iPad Air (第3世代)
ipadのモデル確認方法
ipadは「設定」から確認を行います。



情報までいくと、機種名やモデル番号が表示されます。これで確認してみてください。
MacとiPadが同じAppleIDでサインインしていること
Sidecarを表示するためには、両方のデバイスで2ファクタ認証を使って同じApple IDで iCloudにサインインしておく必要があります。
Apple ID でサインインする方法はこちらを参考にしてみてください。
両方のデバイスを10 メートル以内に近づける
両方のデバイスを10メートル以内に近づけてく必要があります。
Macのすぐ横にiPadを置いて使用する人は無関係ですが、少し距離のあるところに置いて画面共有する場合は、10メートルという制限がありますので注意してください。
Bluetooth、Wi-Fi、Handoff を有効にしておく
Bluetooth、Wi-Fi、Handoff を有効にしておく必要があります。
Bluetooth、Wi-Fiはそれぞれ「設定」からオンオフができます。
Handoffをオンにする方法
Handoffは聞き慣れない方もいると思うので、有効に切り替える方法を紹介しますね。
Macの場合
iPad(iPhone、iPod touch)の場合
これでそれぞれ切り替えが可能です。
iPadでモバイルデータ通信を共有していないこと
「モバイルデータ通信」とはネットワークにアクセスできない端末を、他のiPhoneやiPad (Wi-Fi + Cellular) のモバイルデータ通信を供用して、インターネット接続する方法です。
デザリングとも呼ばれます。
確認方法はこちら。
または、
これをタップして切り替えることができます。
Macでインターネット接続を共有していないこと
Macはローカルネットワーク上のほかのユーザとインターネット接続を共有することができます。
その共有をしていないことをチェックしてください。
を選択して確認します。
(USB接続で使う場合)Macを信頼するようにiPadを設定しておく
USB接続でSidecarを使う場合は、接続先のMacをiPad側で信頼する機器として設定する必要があります。
有線接続した際などにポップアップで信頼しますか、と聞かれるのではいを選択してください。
OSを最新にする
OSが最新じゃないとうまく認識してくれない場合があるみたいです。
最新にアップデートして再起動を行ってみてください。
(Mac側)ミラーリングオプション設定の見直し
最後にMacの設定であるミラーリングオプションを確認します。
チェックが入っていなかった場合は、入れてください。

チェックを入れても接続できなかったと時は、チェック後に再起動を行ってみてください。
終わりに
以上、Sidecarが接続できない時のチェックリストでした。
Sidecarに関するmacOSユーザガイドはこちら
ではまた更新します。
90年
