こんにちは、今回はこちら
このかっこいい表紙のかっこいい本を紹介します。
目次
「超訳 ダ・ヴィンチ・ノート」桜川Daヴィんち

誰もがその名を知っている、万能の天才「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
彼は20代からノートを書く習慣を取り入れ、以後約40年以上死ぬまで書き続けています。
ノートは様々な種類があり、約8000ページが現存しているそうです。
内容はとても素晴らしく、あの戦場の英雄ナポレオンも入手したと言われています。
そのダヴィンチが書き残した膨大な原稿を分かりやすく解説し、彼の思考法をまとめたのが本書です。
世界一高価な本、世界一高価な絵

世界一高価な本、世界一高価な絵
どちらもダヴィンチ作だということを知っていますか?
1994年、ビルゲイツが落札したダヴィンチの直筆ノート「レスター手稿」の価格はなんと
28億円
2017年、オークションに出品されたダヴィンチ直筆絵画「サルバトール・ムンディ」の落札額は史上最高額の
508億円
こんな桁違いのノートと絵画の作者ダヴィンチ。
素晴らしい作品を生み出し、世界中の人を魅了する彼の残したノートの中身とは。
気にならずにはいられませんよね
7つのダ・ヴィンチ力

本書はダヴィンチが残したノートから読み取った思考法を、チャプターに分けて7つの「ダ・ヴィンチ力」として紹介しています。
それぞれ要約して少しご紹介します。
「自尊力」
実は落ちこぼれの劣等生だったダヴィンチ。
そんな彼が万能の天才と呼ばれるようになるまで成長した理由の一つに、自分を信じて継続し続けたというのがあります。
どうしてそこまで続けられたのか。
それは自分をしっかりと持ち、己の強みを生かして自尊心を育てる力があったからです。
その具体的な方法について書かれていました。
「没頭力」
没頭のみが輝かしい未来を開く。
成功への道は没頭し続けること。
自分が最も打ち込められることを探し、力を発揮するための思考法と没頭することの意義が書かれています。
自分にとって本当に後悔しない人生とはなにか。そう自問自答することで、やり抜く気持ちが湧いてきました。
「洞察力」
次に洞察力。
自分の求める知識を得るために、どう学んでいくか。
その具体的な姿勢と行動について。
あらゆることを探究したダヴィンチが残した、ものごとの本質を捉える方法はとても説得力があります。
「創造力」
学び、そこからどう創造するのか。
人々を魅了する作品を残したダヴィンチの創造力はどのようにして培われたのか、実際にどのように創造していたのかが書かれています。
型にはめない多様性や、独創性の出し方、ユーモアの大切さなど読んでいて楽しくなってくる内容でした。
「対人力」
どんな人脈を作るか、どんな姿勢で接するか、人間関係を深める方法などダヴィンチ流の人脈の作り方について説かれています。
更に、謙虚さが大切だということ、仲間の存在が作品のクオリティをあげるということなど仕事への姿勢も学びました。
「実践力」
ダヴィンチが実際に習慣としていたインプットとアウトプットの方法が書かれています。
天才の行っていた実践法。
どう日常に取り入れるか、具体的でとても参考になりました。
「幸福力」
成長し続け、成果をあげながらも心を満たす。
このチャプターではダヴィンチがどんな人柄だったかが垣間見えました。
知識や技術を追い続けたダヴィンチですが、意外にも愛が人生のキーワードだったと書かれています。
また違った角度から彼の考え方に触れ、心も素晴らしい人間だったのだと感じました。
どうだったでしょうか。
さらっと紹介しましたが、実際の内容はとても有益でグッとくるフレーズもたくさん詰まっていました。
気になったら手にとってみてください。
ではまた更新します。
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