こんにちは。人生のバイブルはヒカルの碁、90ねんです。
先日小畑健展(大阪会場)に行ってきました!
開催が発表されてから、楽しみにしていたこの展覧会。控えめに言って最高でした!
今回はそのレポ・感想をこの記事に残していこうと思います。
目次
小畑健展
類稀なる「画力」で勝負し続ける漫画家
小畑健の貴重な原画展がついに開催!
『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』などの大ヒット作で知られ、その類稀なる「画力」で勝負し続ける漫画家・小畑健。画業30周年を記念した展覧会が全国を巡回します。
30年に渡る画業の日々が導いた境地は「NEVER COMPLETE」。全ての絵は決して自身にとっての“完成形”ではない。「目指したい表現はまだまだ描く先にある」――。本展覧会では、1万5千枚を超えるアーカイブの中から厳選した約500枚に及ぶ原画や資料を展示予定。色彩豊かな青春ストーリーからダークで重厚なサスペンスドラマまで、画風を多彩に変えるマンガ作品に加え、技法を凝らした緻密なイラストレーションなど、30年間の活躍をご覧いただきます。
そして会場には「NEVER COMPLETE」から一歩先へと踏み出す新作描きおろしも登場。小畑健の過去、今、そして未来。進化し続ける画力と、それを支える飽くなき探究心を本展覧会で体感ください。
小畑健展–公式サイト
数々のヒット作を生み出してきた小畑健さんの展覧会。
好きな作品たちの原画を是非この目でみたいと思い行って参りました。
中でも『ヒカルの碁』は私にとって特別で大好きすぎる作品なので行かないという選択肢がなかったです。

では早速、大阪会場に行った際の情報と感想を記載していきます。
入った瞬間にある大きいキービジュアル!
これのみ撮影okでした。

3つのテーマから構成される展示
展示は「Manga」「Illustration」「Never Complete」の3つで構成され、テーマごとに美しすぎる作品たちが並んでいました。
今までみてきた作品たちの実際の原画は、雑誌やコミックで見るのとは比べものにならない迫力がありました。
ZONE 1 Manga
まず最初は、今までの漫画作品の原稿が並ぶゾーンです。
代表作といえる『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』の名場面や、作画技術がより際立つシーンが厳選され展示されています。
その原稿たちと共に、細かく分けられた以下の要素に着目して小畑先生の画力や想像力の源について紹介されています。
- 和
- 碁
- 造形
- 顔
- 死
- 機工
- 異界
- 多様
- 感情
魅力溢れる演出、デザイン技術の構成に含まれるこれらのテーマを今まで見てきた漫画の名場面と共に触れることで、小畑先生がいかに多くの引き出しを持ち、より深く理解し作品に反映しているかを感じられます。
ZONE 2 Illustration
漫画作品の扉ページや、単行本カバー、他作品とのコラボレーションイラストなどのカラー作品が展示してあるゾーンです。
独特で引き込まれるような、様々な世界観で描かれたカラー作品たち。
原画でしか味わえない作品の雰囲気に魅了され、何時間でも見れてしまいます。
見たことがある扉ページや、単行本カバーの原画を実際に目にすると、その色使いや繊細さに驚き感動しました。
ZONE3 Never Complete
このゾーンでは、デジタル作画を取り入れて作り上げる最新作『プラチナエンド』の制作過程が公開されています。
この展覧会自体のテーマでもある「Never Complete」
30年間書き続け、常に「完成しない何か」を求めて今も筆を執り続けている小畑健先生が作品に取り組む姿をムービーで見ることができます。
そうして書き下ろされた新作も展示されているんですが、この作品も本当に素晴らしかった。
大満足の内容
小畑健先生の漫画作品のファンとしても、芸術的な絵を見たいという観点からも楽しめる展覧会でした。
ヒカルの碁の原稿を見ている時、作品への思いと美しすぎる原画を前にして気を抜いたら涙出そうになりました。
とにかく画力が凄かった。画力の暴力。
30年間打ち込み続けたその熱意を感じました。
これほどまでの画力を持っていても、未だ完成しない何かを追い求め自分の作品と向き合い続けている。ってかっこ良すぎでしょう。
本当に描くのが好きなんだなぁという率直な気持ちと、信念を持って取り組み妥協しない姿勢を作品を通して感じました。
グッズ
グッズは、図録(販売用カバー付 Ver.)とヒカルの碁のポスターを買いました。
この展覧会のキービジュアルのポスターもあったのでとんでもなく迷いました……
でもやはり好きな作品を貫き通して購入しました。
ポスターはB2サイズで、他にも『DEATH NOTE』『バクマン。』など種類がありました。
なんと700円(税別)でした……買わないわけがない……
大満足。
以上、小畑健展についてでした。
ではまた更新します。