こんにちは、90年代に囚われたまま生きてる社会人です。
90年代に生まれ、幼少期を過ごし、青春時代を超え、そんな中で記憶に刻まれている作品が多くあります。
そんな90年代の懐かしい作品、名作などをとりあげて勝手に紹介する会
90年代作品ピックアップ会議
記念すべき第1回はこの作品に決めていました
『ヒカルの碁』
名作です。
ヒカルの碁
ヒカルの碁。
この作品を何度読み返し、続編を待ち、頭がおかしくなったかわかりません。
今では、未完でこそこの作品は美しいと思えるようになりました。
人生のバイブルです
ヒカルの碁
ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による囲碁を題材にした日本の少年漫画。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1999年(平成11年)から2003年(平成15年)にかけて連載された。
巻数 全23巻(完全版:全20巻)
話数の数え方は「第○局」
ギリギリ90年代のこの作品。
ヒカルの碁はなぜこんなにも心を掴んで離さないのか。
この作品の題材はもちろん囲碁です。
ヒカルの碁のすごいところは、囲碁がわからなくても面白い
そして、更に凄いのは
読み終わっても囲碁がよくわからない
なのにめちゃくちゃ面白い。
やばさしかありません
あらすじ
運動好きで頭を使うことが嫌いなごく普通の小学校6年生である進藤ヒカルは、祖父の家で古い碁盤を見つける。碁盤の血痕に気づいたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。非業の死を遂げたという佐為はかつて棋聖・本因坊秀策にも取り憑いていたという。囲碁のルールも歴史も知らないヒカルであったが、「神の一手を極める」という佐為にせがまれて碁を打ち始める。以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを前提に物語は進む。
主人公のヒカルが囲碁を始めて、プロになるまでの物語です。
囲碁とゆう盤面だけの戦いを題材にしていながらとてもハラハラする展開と、主人公ヒカルの著しい成長に対してのワクワク感に読む手が止まりません。
囲碁の戦いだけではなく、登場キャラたちの関係性も本作の魅力です。
生涯のライバルである、塔矢アキラ。
ヒカルが囲碁を始めるきっかけとなったかけがえのない存在、佐為(サイ)。
佐為を追いかけるアキラ。アキラを追いかけるヒカル。
ここの関係性が本当に面白い。
囲碁の世界に飛び込んだヒカルの小学生時代からプロになるまでの長い年月を描きつつ、魅力的なキャラたちとのストーリが23巻にぎゅっと凝縮されています。
一番好きなキャラ
好きなキャラはほぼ全員なんですが、強いて言うなら、何百周も回ってヒカルです。
天真爛漫で真っ直ぐなわかりやすい性格なんですが、他のキャラから見たヒカルはサイの影がちらつくことでミステリアスな雰囲気を放ち続けるところがとても良いです。
そして中盤までは佐為の囲碁の強さがかなり目立っていますが、学ぶスピードが早く、佐為もはっとしてしまうような一手を思いつくヒカルも実はかなりの囲碁の才能の持ち主です。
序盤はクソガキ加減が凄いんですけど、じわじわと才能を表す終盤で儚さがぐっと増す姿に心を打たれました。
終盤の伊角さんとの対局シーンはヒカルと共に涙しました。
しかもヒカルの顔面レベル限界突破して最高に美しい。
ストーリーが進み、登場人物たちが成長していくに連れどんどん作画爆発して驚きの美しさなんですほんと合掌もの
小畑健さんのSAKUGAYABAI
作画の話ついでですが、
漫画担当の小畑健さんはあの『DEATH NOTE』や『バクマン。』を手掛けた天才的画力を持つ漫画家です。
小畑 健(おばた たけし、1969年2月11日)は、日本の漫画家、イラストレーター。新潟県新潟市出身。血液型はAB型。
1985年、「500光年の神話」で手塚賞準入選。高校2年時(1986年)に投稿し佳作入賞した『CYBORGじいちゃんG』で、1989年に連載デビュー(当時は土方茂名義)。その後は主に漫画原作者と組んで活動している。代表作に『ヒカルの碁』・『DEATH NOTE』など。『ヒカルの碁』で2000年に第45回小学館漫画賞、2003年に第7回手塚治虫文化賞新生賞受賞。また、『DEATH NOTE』は2006年に日本のメディア芸術100選マンガ部門入賞。
小畑健-Wikipediayより
小畑健展
画業30周年の展覧会として2019年〜「小畑健展」が開催され全国巡回中です。
東京、新潟、大阪会場が終了しましたが現在全国巡回中で、追加会場が決定次第公式サイトで情報掲載される予定です。
気になった方は是非チェックしてみてください。
東京会場:2019年7月13日(土)~8月12日(月・祝)
新潟会場:2019年9月14日(土)~11月10日(日)
大阪会場:2020年1月8日(水)~20日(月)
秋田会場:2020年3月20日(金・祝)~5月31日(日)
私も大阪会場にいきました。
控えめに言って最高でした!
グッズもばっちし買って大満足です。

オススメ度1000%
完結はしてるんですが、終わりがとても足早で中途半端な所で終わっています。
絶対に続きがある終わり方をしている所が、もう読者からしたら残酷かつ、想像が膨らみます。
そこが更に名作加減を加速させていますね。
本当になぜ終わってしまったのか……
ヒカルの碁スペース続編スペース噂でもう1000回くらい調べた気がします。
そこまでさせる魅力がこの作品にはあります。
もし読んでない方がいたら是非。
ちなみにアニメも良い。
オープニングやエンディング、挿入歌まで素晴らしい。
そちらもオススメ。
ではまた更新します
90年