ビジネス書

読んだことを身にする方法『本は読んだらすぐアウトプットする!』

本は読んだらすぐアウトプットする

こんにちは、90年です。

今回紹介する本はこちら。

『本は読んだらすぐアウトプットする!』

 

タイトル通り、読んだ本をアウトプットする意義とその技法が紹介されています。

この本の内容をちょっとまとめておこうとおもいます。

目次

アウトプットする意義

読んだけど、内容を忘れてしまった。

あの本を読んで得た知識があるはずなのに、身になったのかわからない。

これを払拭する為に、読んだ本の内容をすぐにアウトプットすることが勧められています。

アウトプットする為に、得た知識を自分の中で整理する、感じたことを言語化するという行動を起こすことで脳に定着させていきます。

更にアウトプットしてフィードバックを得ることで、より記憶にきざみ、読書欲も増していきます。

そして同時に伝える力、書く力も養われていくのです。

本の読み方

アウトプット方に入る前に、本の読み方について。

本をまず読まなければ始まらないので、なるほどなぁと思った点をまとめておきます。

2割読みでOK!

買ったけど読まずに置いたままの本はありませんか?

難しくて投げ出してしまった。面白くなくて読む気を失くしてしまった。様々な理由でその本を読むことをやめてしまった経験が誰しもあると思います。

そんな時は2割読みをしましょう、というもの。

1冊を最初から最後まで読破する必要はないし、どうせ読まずに置いておくなら2割読むほうがましだということです。

難しいな、退屈だなと思う箇所は読み飛ばしてわかりそうなところ、面白そうなところを探し、そのブロックを読む。それを繰り返して読んでいくという感じです。

順番通りに読まなくてOK!

本を読破する妨げになるもう一つの思い込み。

「本は最初から読み勧めていかなければならない」

小説などは最初から読んでいき楽しむものですが、ハウツー本などは順番を変えて読んでいくのも一つの方法です。

まずは目次をじっくり読み、その中から面白そうな箇所や求めているキーワードを探して自分の中で順番をつけて読んでいく。

そうすると効率的に必要としている知識を得ることができます。

この読み方は物語を楽しむ小説などの類には向きません。

新書や論説文、ビジネス書などに有効の方法です

 

まさに本は頭から順番に読み、全てを読み切らなければならない。と思ってカチコチな読書をしていた私には、結構ハッとするものでした。

これを読んだ今、これからはもっと柔軟に楽しんで読書ができる気がします。

難しい本を唸りながら読む。それも読書というものだとは思いますが、それでも途中やめにしてしまうことがあるんですよね。

そんな読みかけで置いたままの本をこの方法を試してもう一度読んでみようと思います。

アウトプットの方法

「アウトプット循環」を作れば読書が深まる!

本の中で紹介されているアウトプット方をだいたいまとめました。

ライブ配信をする

せっかく得た知識も読んだそばから忘れてしまうことが起こりがち。

その逆をいき、コミュニケーションツールのSNSに読んだそばからコメントをあげていく。

そうすることで誰かに伝えることで復習ができ、記憶の定着度もあがります。

更にSNSで反応が得られればモチベーションも保たれ、より楽しく読書が進めらるというもの。

読書メモを作る

アナログでもデジタルでも、自分のやりやすいスタイルで読書のメモを残す。

読んだ本と簡単なコメントをリスト化しておくことが勧められていました。

リストにしておくことで読書記録にもなるし、発信する時のネタになります。また、本の内容を記憶から呼び起こしやすくなるそうです。

声に出して読む

これもアウトプットの方法の一つです。

音読は、内容を強く記憶するのに有効であることと、昔から日本では基本的な学習方法とされている3つの理由が紹介されていました。

漢字の正しい読み書きを覚えることができる

イントネーションや文章の切り方から、正しい解釈する

たくさんの文章を何度も読むことで、体で理解し、文章の趣旨を理解できるようになる

本で得た知識を実行する

読んで得た知識・情報を、仕事や暮らしなどいろんな場面で活用し、アウトプットしていく。

読書をただ楽しむだけでなく、本から学んだことを活かして行動することもまた読書の醍醐味だそうです。

本を読んで「いいな」と思ったことをどう活用するか。考えながら本を読み、アンテナをはっておくことが大切です。

参考書籍がおもしろい!

これまでアウトプットの大切さなど、なるほどなと思う内容でした。

ですが、私が一番面白かったのは、この本の中で紹介されている多くの参考図書、フレーズたちです。

中盤から

「どのジャンルの本を読んで、どんなスキルを身につけていくか」

という具体的なチャプターに入っていきます。

そこでまとめられている古典から俳句、ビジネス書、小説、漫画に至るまで幅広く出てくるオススメ書籍たち。

本好きには堪りません。

有名作品のオンパレに読書欲が掻き立てられました。

有名文芸にも触れたいけど、どの作品から読めばいいのかわからなかったのでそうゆう点でも参考になりました。

 

以上、『本は読んだらすぐアウトプットする!』を読んだまとめと感想でした。

おすすめPOINT

  • 読みかけの本のさばき方が学べる
  • 有名作品のまとめが読める

気になった方は手にとってみてください。

 

ではまた更新します。

90年