映画『プロメア』を観てきたので殴り書き感想残します。
ネタバレ含みます
目次
あらすじ
燃え上がるのは世界か、魂か―。
全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の
引き金となったのは、
突然変異で誕生した炎を操る人種
〈バーニッシュ〉の出現だった。
あれから30年――
攻撃的な一部の面々が〈マッドバーニッシュ〉を
名乗り、再び世界に襲いかかる。
対バーニッシュ用の高機動救命消防隊
〈バーニングレスキュー〉の
燃える火消し魂を持つ新人隊員・ガロと
〈マッドバーニッシュ〉のリーダー・リオ。
熱き魂がぶつかりあう、
二人の戦いの結末は――。
公式HP引用
冒頭から怒涛のバトルシーン
初手からハイクオリティ作画のイケイケバトルシーンが20分くらい繰り広げられます。
始まって早々うおおおおが20分続くのってどういうことなの……
最初のスピーディでハイテク感溢れる出動シーンで一気に心掴まれます。
そしてこのバトル開始時のマッドバーニッシュの登場シーンがめちゃくちゃかっこいいです。
特にリオくん。最高にイケテタ
最初は武装していて、顔が見えなかったのでこれめちゃくちゃイケメン出てくるでと思ったらまさかのめちゃくちゃ可愛い子出てきた。
観に行く前にキャラデザみて、ビジュアルだけでいったらリオちゃん推しだな〜と思っていたのでなんと男の子でびっくり。
しかも仲間の為に全力を尽くしている男らしい男。
そのまさかのギャップがよかったです。
ロマンが詰まった変形合体バトル
とりあえずロボットバトルがかっこいいの一言。
ビジュアルも武器も動きも盛り上がる物をわかってるな!って感じでした。
理屈じゃない気合いの変形が凄い
ロマンが無ければ戦えない!
主人公のガロもロマンを大切にしてて、ロボットの見た目が物足りない時気合い入りきれてなくてうんうんってなりました。
その後すぐさまイケイケ変形してほんとにわかってる
世界の命運を分ける戦いと気合い
スケールの大きい世界観と、それに劣らない気合いが最高でした。
ストーリーが進むにつれ、全世界がかかった展開にハラハラします。
そして終盤、虐げられるバーニッシュ達への更なる追い討ち。
憤りを感じずにはいられない!
ここは観ていた多くの方がリオとシンクロしたところではないでしょうか。
ブチ切れたリオくん。最高にイケてた
そして意外だったのは熱いだけじゃないガロの冷静な一面。
猪突猛進型主人公で有言実行しているからそれだけでもカッコ良かったんですが、信じていた人に裏切られた形になった場面でも、バーニッシュの真実を知った時も意外と冷静に受け止めて考えていました。
そんなガロのギャップもまた良かったです。
美しい独特なグラフィック
ポップかつ美しいグラフィックが素晴らしいです。
独特の色彩と、シンプルでありながらかっこいい作画。
見事にマッチした激しいアニメーション。
一切の妥協なく作り込まれていて、少しは休んで……と思ってしまうほどに動き続ける映像にびっくりしました。
賛否両論??
人物たちの背景や行動に理由が欲しい方は、色々気になるかもしれません。
クレイが人類の命運を分ける計画に至ったわけや、リオがマッドバーニッシュのリーダーとなった課程。
スケールの大きさに比べて、この人物は何故ここまでするのか。の説明は全体的にあまりありません。
でもそうゆう背景や心理描写より開墾滅殺ビームを盛り込むその勢いが私は好きです。
そして説明しないところが想像を更に膨らませてくれます。
だからこの作品はリピーターが異様に多いのだと思います。
観終わった後に人物たちの設定について色々想像しました。そしてその後どうなったんだろうという妄想までがセットで楽しい。
最後に
製作者のとてつもない気合いを感じました。
とにかく勢いが凄くてグラフィックと音で直感的に気持ちよく楽しめます。
応援上演も開催されているのでまだ観ていない方には是非おすすめします。
本当にどタイプの作品でした。
DVD。必ず買います。