新世界より
<出典:アニメ 新世界より>
イントロダクション
1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。
注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。
禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。
キャスト
種田梨沙、東條加那子、花澤香菜、工藤晴香、藤堂真衣、梶裕貴、高城元気、村瀬歩、浪川大輔、平田広明
コメント
貴志祐介さんの長編小説が原作の独特な世界観で未来を描いた本格SF作品。
日々ひっそりといなくなる子供達、それを周りは気にしない異様な状況、必要以上に管理されているような感覚に疑問を持った主人公がこの世界の謎に迫っていきます。
大人たちが隠す真実とはなんのか。
信じていたものが全く違うものに見え、疑心暗鬼になっていく鬱展開。
全体的にホラーっぽく、不気味でグロテスクな表現が出てくるので好き嫌いが分かれると思います。主人公を取り巻く、はっきりとは分類分けできない不思議な人間関係にぞわぞわとした気持ちを感じながらも見てしまう作品でした。
斬新な世界観が理解不能なのに面白い。
アニメっぽくない異質なアニメだったなという印象です。
「「偽りの神に抗え」」見終わった後、この副題に込められた意味を深く考えさせられます。
一味違うアニメを観たい。色々な作品を見ていて更にアニメについての見聞を広めたい。という方におすすめです。
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